私達の目指すもの

環境 × 福祉 = ライフアゲイン

環境 × 福祉 = ライフアゲイン


私たちライフアゲインは、食べられるのに捨てられている「食品ロス」という環境活動と、
経済的に厳しい子育て家庭への支援という福祉活動の両方に取り組んでおります。

You are precious 君の未来、輝く笑顔

You are precious
君の未来、輝く笑顔


私たちは『すべての子どもたちが大切』とされる社会の実現をめざしています。

それは言い換えれば、ひとり一人の子どもの中に潜んでいる可能性が大切にされ、その可能性を尊敬し、かけがえのない存在としてひとり一人が愛される社会の実現を目指しています。

事業内容

私たちが目指す全体像


私たちは『すべての子どもたちが大切』とされる社会の実現をめざしています。

それは言い換えれば、ひとり一人の子どもの中に潜んでいる可能性が大切にされ、その可能性を尊敬し、かけがえのない存在としてひとり一人が愛される社会の実現を目指しているのです。


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地域の子どもは地域で育む土壌づくり【地域子ども支援事業】
(わがまち大家族プロジェクト) 


わがまち大家族プロジェクトは、目指す社会の実現に必要な地域社会の土壌を作る事業です。 

私たちが重要視している幼少期の子ども達は、小学校区、いわゆる身近な地域社会で生活しています。その地域社会は少子高齢化、人口減少、単身世帯の増加、町内会の崩壊など孤立化が進み、ひとり親世帯の貧困率は50%を超え世界ワースト1となっています。 

「すべての子どもたちが大切とされる社会の実現」において、子どもの貧困を含めた負の連鎖を断ち切るには、地域社会の孤立化を止め、血縁に関係なく、地域住民が家族的な関りを深め、地域の子どもは我らの子どもとして愛情をもって育み支え合っていく土壌が不可欠だと感じています。その土壌によって子ども達の心にシビックプライドが醸成され、地域社会も持続可能な循環を取り戻していけると確信しています。 

その機運向上と、地域社会をつなぐプラットフォームとして、私たちは“子ども食堂”や“フードパントリー”などの食を活かした居場所を有効活用し、地域モデルの構築に励んでいます。 


フードバンク事業による食料支援【ファミリーサポート事業】
(一時的緊急支援で信頼関係を築く) 


地域で生活している貧困などが引き起こすものは様々ですが、すべては“食べ物がない”という問題にぶつかります。 

だから私たちはまず食料支援につなぎます。 

支援が必要な方々の経済的なゆとりを少しでも生み出し、食べ物にあたたかい心を込め、親子に寄り添うことで信頼関係を作っていくのです。 


つながり支援チームによる寄り添い【ファミリーサポート事業】
(食料支援からそっと見守る関係に) 


食料支援はずっと続けるものではありません。 

一定期間で面談をし、自立をうながす意味でも長くて半年ほどで終了します。 

しかし、つながりは終わりません。LINE公式アカウントを利用して必要な情報や給食のない夏休みや冬休みの応援食品配布などを通して、いつでもひとりではない事と、「助けて!」と言える関係を整えておきます。子どもの成長とともに、また、大きな問題にぶつかるかもしれません。そのような時に備えられる体制を整えています。 


負の連鎖を断ち切るための連携ネットワーク構築【ファミリーサポート事業】
(子ども未来笑顔プロジェクト) 


子どもを地域で育む土壌も整い、いざという時に「助けて!」と駆け込むことができる体制を整えたとしても、そのSOSを必要な包括支援につなぐネットワークが構築されていなければ負の連鎖を断ち切ることのできない、無責任な支援になってしまいます。 

子ども未来笑顔プロジェクトは、この“生きた”包括支援ネットワークを構築する事業です。“生きた”を強調したのは、無責任な連携で相談者が傷つけられ、失望し、「助けて!」が言えない状況をつくり出した現場に多く触れてきたからです。 

支援が必要な方々は、相談に来られる時、わらをもすがる思いで勇気を出して来られます。 

そして一生懸命に状況をわかってもらおうと話をします。しかし、そこでたらい回しにされたり、冷たい待遇を受ければ、大きな失望とともに、「助けてなんか二度と言うものか!」という強い怒りを感じるものです。 

ですから、相談は初回がとても重要なのです。そのつなぐ連携先に対して、更に連携先の担当者に対して、当団体にはつないで解決に向かわせる責任があります。もちろん100%解決するとは言えませんが、少なからず連携先との信頼関係が構築されており、自信をもってつなげられるネットワークの構築が不可欠だと実感し、目指しています。 

私たちのミッション


生まれ育った環境のために満たされた食事ができない
十分な教育を受けられない 寂しい思いをしている子どもを
北九州市からゼロにする

目指す社会の実現を大きく阻んでいる要因は貧困問題です。

経済的にゆとりがない環境は、親が仕事や病気やストレスでいつも家にいない状況や不安定な養育環境を生み出しています。

結果、コミュニケーション不足が原因となって夫婦関係や親子関係に亀裂を生じ、離婚や虐待などの家庭崩壊を引き起こしてしまいます。

特に幼少期の子どもは最も自尊心を育てなければならない時期に愛情がもらえず、心の発育に大きなダメージを与え、その後の人生に 様々な悪影響を及ぼしてしまいます。


そして、このミッションを本気で達成するためには何をしなければならないのか仲間たちと何時間もかけて話し合いました。

その結果少なくとも以下の対策が必要であるとまとめられました。

上記の図(緑色の葉の部分)に記されているように《中学生・高校生・大学生》への予防教育や政策提言は川上対策として不可欠ですが、同時に今困窮している方々への川下対策も必要です。


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この対策図からもわかるように、私たちの団体ができることはわずかです。

あとはいかに他の連携機関と信頼関係をベースにしたネットワークが構築できるかです。


手の届く子どもたちをしあわせに【地域子ども支援事業】
(世代によって途切れない支援を) 


地域子ども支援事業は、わがまち大家族プロジェクトのモデル地域を構築することにあります。そのモデル地域として私たちは運営している“子ども食堂”の校区を定め、その校区内で世代によって途切れることのない事業を行っています。乳幼児期は家庭訪問型の子育て支援≪ホームスタート事業≫。児童期は多世代交流の居場所である《子ども食堂》や体験活動≪もがるかキッズクラブ≫。思春期青年期は学習支援に注力した≪無料学習塾や無料自習室≫の運営。 

発達に障がいを抱えた子ども達の療育として≪児童発達支援・放課後等デイサービス事業≫。 

これらの事業を通して、私たちの手が届く親子に実際に触れ合い、途切れなく関わる中で、その親子のニーズを追求し、本当に必要な支援の形になっているかを常に検証する現場として運営しています。 

 

乳幼児を養育する親に寄り添うとは何なのかをホームスタートで追求し、 

児童期の子ども達とふれあう子ども食堂で、まちづくりのプラットフォームになり得る可能性を探り、 

思春期青年期の若者たちと学習を通してふれあう中で、若者が自らに自信を持ち、自分の道を自分で選び取れるよう関わっていくにはどうすればよいかを追求しています。 

また、障がい児の療育において、生きる力と将来を選ぶ力を育成するために何に取り組めばよいかを追求しています。 


ミッションの実現に向けて 


今後私たちがミッションを実現するためには何をしなければならないのか仲間たちと何時間もかけて話し合いました。 

その結果少なくとも以下の対策が必要であるとまとめられました。でき得る限り他団体との連携を図って実現し、連携が図れないものにおいては新規事業を立ち上げて実現していきます。 

 

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